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劇場・ホール・会館情報

劇場の歴史



劇場とは、演劇や舞踊、歌舞伎、オペラ、映画などを観客に見せるための施設、建物のことを指します。種類や呼称も、オペラハウスや野外劇場、音楽ホールや芝居小屋など、その用途、形態に合わせてさまざまです。では、この「劇場」は、いつどのようにして生まれ発展したのでしょうか。

音楽を楽しむために古代ギリシャで誕生

音楽を楽しむために古代ギリシャで誕生

音楽の起源は、原始時代の農作業時のリズムにあるという説があり、古代エジプト・メソポタミア文明(B.C.5000年頃)の都市国家で発達したとされています。その音楽をヨーロッパ芸術として成立させ、音響学を科学として研究したのが、古代ギリシャ時代(B.C.1200~B.C.500年頃)のギリシャ人たちだそうです。一例をあげると、数学者・哲学者で知られるピタゴラスが「弦の長さと音の高さの関係」を解明したほか「オクターブの概念や音階」について論じ(ピタゴラス音律)、音響学の基礎を築きました。プラトンやアリストテレスらが「音楽が感情に及ぼす効果」などを研究し、ヨーロッパにおける最初の「音楽論」が論じられたと言われています。また、中世以降に大きく発展した「記譜法」(音楽を紙に記し、保存できる形にした。所謂、音符、楽譜の誕生)を初めて考案したのも古代ギリシャ人だとされています。楽器もハープやヴィオラ、リュート、シンバルなどが揃っていたそうです。

こうして、「芸術化」されていった音楽は、市民たちが自由に楽しみました。B.C.800年頃に誕生した都市国家にて市民権を得た市民が自治都市を運営。神殿のあるアクロポリスの外側に音楽堂や劇場を建設して、哲学を語ったり、音楽を演奏したりしました。劇場や音楽堂は、古代ギリシャ人が音楽を楽しむために作ったのが最初だったのです。その後の古代ローマ時代(B.C.300~A.D.300年頃)のローマ人は、音楽や演劇などの文化すべてをそのままギリシャから輸入したそうです。

劇場のはじまりと形態

劇場のはじまりと形態

劇場は、観客が演者を観る場所です。最初は舞台(演者)を客席(観客)が取り囲むように形づくられ、だんだんと舞台に対して円弧状に客席が拡がる形態を生み出していきました。次第に、客席の後方からも観やすいように舞台の高さは高くなり、客席も後ろに行くほど高くなりました。古代ギリシャでは、この巨大なひな壇様の客席は丘の斜面を削って建設されたようで、この形式は古代ギリシャで完成していたようです。その後、古代ローマ時代に入り、劇場は丘の斜面から独立して街中に進出。コロシアムのような巨大円形劇場が建設されるようになりました。 円形や多角形が基本とされた古代の劇場様式も、中世に入ると過去の遺物になります。キリスト教の台頭により宗教劇が生まれ、教会の中に表現の場が造られるようになったのです。舞台と客席が対面する形が中心となり、空間も長方形をかたどっていました。次第に宗教劇は教会から街の中心広場へ場所を変えますが、その空間の形は長方形を保っていました。