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劇場の舞台形式による分類



舞台の形式には大きく分けて「プロセニアム・ステージ」と「オープン・ステージ」の2つがあります。プロセニアム・ステージは19世紀にオペラの流行とともにヨーロッパ各地に広まり、その後20世紀にオープン・ステージが取り入れられ始めました。

プロセニアム・ステージとは

プロセニアム・ステージとは

プロセニアム・ステージ(プロセニアム舞台、プロセニアム・シアター)とは、プロセニアム・アーチが設置された舞台のことを言います。プロセニアム・アーチとは、舞台を額縁のように切り取る構造物のことを指し、これによって舞台がテレビ画面のように縁取られることから「額縁舞台」と呼ばれることもあります。また、この額縁だけでなく、プロセニアム形式では緞帳やオペラカーテンなどの舞台幕が多用されるのが特徴。舞台と観客席がこれらの境界によってはっきり分けられるので、「閉じた舞台」とも表現されます。

プロセニアム・ステージを備えた劇場には数百席の小規模なものから5,000席を超えるような大劇場までさまざまな施設があります。日本では、新国立劇場のオペラ劇場や宝塚大劇場などがその典型として挙げられます。また、イタリア・ヴィチェンツァの「テアトロ・オリンピコ」には、最初期のプロセニアム・アーチが見られるとされています。

オープン・ステージとは

オープン・ステージとは

舞台と観客席の間に、額縁のような仕切りや幕類などの境界がないのがオープン・ステージで、プロセニアム形式に対して「開いた舞台」とも言われます。音楽ホールやコンサートホールを思い浮かべていただければわかりやすいのではないでしょうか。演者と観客の間に適度な緊張感を生み、空間の一体化を目指して取り入れられ始めました。東京の「青山円形劇場」が日本初となる完全な円形オープン・ステージとして知られています。舞台の四方をぐるりと囲むアリーナステージ形式をはじめさまざまな種類がありますが、ここでは主なものを紹介します。

・アリーナステージ形式

円形劇場に代表されるような、舞台の四周囲を客席がぐるりと取り囲む形式。ひとつの空間にすっぽりと納まったような一体感が感じられます。

・エンドステージ形式

長方形の空間の一辺(エンドライン)を舞台にし、その向かい側に客席を設けた形式。プロセニアム舞台に近いですが、額縁構造や舞台幕が存在しないので客席との一体感が保たれます。

・スラストステージ形式

エンドステージの舞台から客席方向に、広めの「花道」のような張り出し舞台を突出させた形式で、その三方を客席が取り囲みます。多彩な演出が可能になり、観客との距離も近づきます。

・スリーサイドステージ形式

舞台の三方向を囲むように、または舞台を中心にして扇が開いたように客席を設けた形式。エンドステージよりも空間の広がりが感じられるのが特徴です。