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文化庁芸術祭賞、芸術選奨



日本の演劇界には、さまざまな演劇賞が設けられています。ここでは、文化庁が主催する芸術賞についてご紹介します。

文化庁芸術祭 芸術祭大賞・芸術祭優秀賞、芸術祭新人賞

文化庁芸術祭 芸術祭大賞・芸術祭優秀賞、芸術祭新人賞

文化庁が主催し、1946年にスタートして以来、毎年秋に行なわれている芸術の祭典が文化庁芸術祭です。日本の文化芸術を発展させようと設けられたもので、芸術祭の期間中(大体10月~11月)に開催する優れた公演、さらに芸術祭に参加希望した応募公演も含まれます。部門は演劇、音楽、舞踊、大衆芸能の4部門。芸術祭参加公演は、それぞれの部門で競い合い、成果に応じて、芸術祭大賞、芸術祭優秀賞、芸術祭新人賞が贈られます。

当初は関東圏だけでしたが、平成15年度(第58回)からは関西参加の部も設けられました。

ちなみに平成24年度(第67回)演劇部門の受賞者は、大賞が該当なし、優秀賞は狂言師の野村萬斎(狂言ござる乃座47thにおける「花子」の成果に対して受賞)、劇団・モダンスイマーズ(舞台「楽園」の成果に対して)、能楽師の上田拓司(第18回 照の会における「隅田川」の成果に対して)、松竹株式会社・南座(錦秋公演における「麥秋」の成果に対して)、新人賞が俳優・高橋一生(世田谷パブリックシアタープロデュース『4 four』の演技に対して、劇作・演出家の山田茜(トリコ・A演劇公演「ROUVA」の作・演出に対して)。

芸術選奨 文部科学大臣賞 芸術選奨新人賞

芸術選奨 文部科学大臣賞 芸術選奨新人賞

こちらも文化庁主催の賞、1950年に芸術祭から独立する形で「芸能選奨」が設立され、1956年に現在の「芸術選奨」に改められました。芸術分野をいくつかの部門に分け、それぞれの分野で活躍し功績を残している人(いち時代を築いたといえるほど活躍した人)に文部科学大臣賞、同じくそれらの部門で、これから大きな影響を与えるであろう活躍をした人に芸術選奨新人賞が贈られます。新人賞は1968年から設立されました。いずれも芸術の振興と奨励を目的に設立された賞です。

芸術祭の各賞が祭典に参加した公演に限られるのに対して、芸術選奨の賞、ある程度の功績をあげ世間でも認められる功績をあげた人に贈られるものです。

2012年度の時点で、部門は演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、芸術振興、評論等、メディア芸術の11部門。

演劇での受賞、大臣賞は、舞台「4」の劇作に対して劇作家の川村毅、能「定家」ほかの成果に対して能楽師の観世清和、新人賞に舞台「ダディ・ロング・レッグス」ほかの演技に対して俳優の井上芳雄に贈られました。