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読売演劇大賞、紀伊国屋演劇賞



読売新聞が主催する演劇賞「読売演劇大賞」と、東京で上演された演劇公演を対象とした「紀伊国屋演劇賞」について、ご紹介します。

読売演劇大賞

読売演劇大賞

読売新聞が主催、日本テレビ放送網が後援する注目度の高い演劇賞。第1回は1994年。

(かつては朝日新聞主催の朝日舞台芸術賞も注目を集めましたが、2009年度より休止。また、毎日新聞が主催、演劇ジャンルだけに限らず、文学・演劇・音楽・美術・映画と広い分野から功績者を選ぶ毎日芸術賞もあります)。

1月~12月まで国内で上演された演劇が対象、部門は作品・男優・女優・演出家・スタッフの5部門と、新人が対象の杉村春子賞、長年の功績やすぐれた企画を讃える芸術栄誉賞があります。

選考方法はまず、対象者・対象作品から翌1月の第一次選考で候補各5件を選出。その後、演劇評論家や演劇界、マスコミ関係者100人の投票で各部門の最優秀を決めます。そして、最終選考で、大賞、杉村春子賞、芸術栄誉賞が決まります。

3段階の選考と、演劇関係者100人の投票を経て選ばれることから、観劇する側の視点が反映され、リアルに評判の高い作品が選ばれるとも言えるでしょう。

2013年の大賞、最優秀演出家賞は蜷川幸雄。さいたまネクスト・シアター「2012年・蒼白の少年少女たちによる「ハムレット」、埼玉県芸術文化振興財団/ホリプロ「シンベリン」の演出に対しての受賞。最優秀作品賞は「NASZA(ナシャ) KLASA(クラサ)」(文学座アトリエの会)。最優秀男優賞は中村勘九郎(松竹新橋演舞場「土蜘」の叡山の僧智籌実は土蜘の精役、松竹・コクーン歌舞伎「天日坊」の観音院弟子法策後に天日坊実は清水冠者義高役の演技に対して)、最優秀女優賞は高畑淳子(東宝/コマ・スタジアム「ええから加減」の海野宇多恵役、こまつ座&ホリプロ「組曲虐殺」の佐藤チマ役の演技に対して)、最優秀スタッフ賞は島次郎(文学座アトリエの会「NASZA(ナシャ)KLASA(クラサ)」、新国立劇場「リチャード三世」の美術に対して)、杉村春子賞は中村七之助(松竹・平成中村座「於染久松色読販」の油屋娘お染など7役、松竹・コクーン歌舞伎「天日坊」の盗賊人丸お六実は今井四郎娘かけはし役の演技に対して)、芸術栄誉賞は文学座アトリエの会が受賞しました。

近年の大賞受賞は、大竹しのぶ、鵜山仁、大滝秀治、段田安則、「THE BEE」(NODA・MAP)、「焼肉ドラゴン」(鄭義信作・演出)、「ヘンリー六世」(鵜山仁演出)、「ザ・キャラクター」(NODA・MAP)、前川知大ら、いずれも評判を呼んだ作品、作家が選ばれています。

紀伊國屋演劇賞(きのくにやえんげきしょう)

紀伊國屋演劇賞(きのくにやえんげきしょう)

1964年に開場、演劇人なら一度は立ちたい劇場として名前のあげる紀伊國屋ホール紀伊國屋サザンシアターを運営する紀伊國屋書店が1966年に創設した伝統深き演劇賞。毎年、東京で上演された演劇公演を対象に選ばれ、12月中旬に発表、翌年1月に贈呈式が行なわれています。部門は団体賞と個人賞。審査委員は大笹吉雄、長谷部浩、村井健、小田島恒志、高井昌史(2013年時点)。団体賞には青年座、文学座、自由劇場、円、つかこうへい事務所、劇団四季、民藝、第三舞台、二兎社、tpt、シス・カンパニー、NODA・MAP、パルコなど、名だたる劇団、製作会社が名を連ねています。

2012年の受賞者は、団体賞にこまつ座(「井上ひさし生誕77フェスティバル2012」における年間の優れた舞台成果に対して)、個人賞は5名・東憲司(文学座アトリエの会公演「海の眼鏡」の戯曲、劇団桟敷童子公演「泳ぐ機関車」の作・演出に対して)、那須佐代子(劇団青年座公演「THAT FACE その顔」におけるマーサ、新国立劇場公演「リチャード三世」におけるエリザベスの演技に対して)、神野三鈴(パルコ・プロデュース公演「三谷版 桜の園」におけるワーリャ、こまつ座&ホリプロ公演「組曲虐殺」における伊藤ふじ子の演技に対して)、佐々木蔵之介(二兎社公演「こんばんは、父さん」における佐藤鉄馬の演技に対して)、浜田信也(イキウメ公演「ミッション」における神山清武、「The Library of Life まとめ*図書館的人生(上)」における佐久間 ほかの演技に対して)。