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ミュージカルの歴史



アメリカで誕生し、日本でも広く親しまれているミュージカル。その歴史をご紹介します。

ミュージカルを生んだアメリカ

ミュージカルを生んだアメリカ

音楽、演劇、ダンスの魅力を合体し、エンターテイメントとして昇華させたミュージカル。もとはミュージック・プレイという言葉の略称だと言われています。

ミュージカルが誕生したのはアメリカですが、そのルーツはヨーロッパのオペラやバレエです。貴族の楽しみだった「オペラ」を庶民も楽しめるようにと、わかりやすくコメディ化したのが「オペレッタ」。それがアメリカに渡り、19世紀、ニューオリンズで行なわれていた歌・踊り・マジックなどで構成されたボードビル・ショーやダンス主体のレヴューと合わさり、発展したのがミュージカルの原型だと言われています。

1868年ブロードウェイで幕を開けた「黒い悪魔」。当時の流行歌を取り入れた歌芝居の形で上演され、最初のミュージカルだと言われていますが、これには諸説あります。

初期はショー的な要素が重視され、ストーリーもごく単純で、ハッピーエンドの恋を軽く描いたものが中心でした。本格的にストーリーを盛り込んだのが、1927年初演の「ショウ・ボート」。これがブロードウェイ・ミュージカルの始まりと言われています。

その後、物語だけでなく、登場人物の気持やシーンの様子も歌で表現する「オクラハマ!」(1943年初演)が登場。そして、エポック・メイキング的な作品といえば、1957年初演の「ウエストサイド・ストーリー」。社会問題を取りこみ、音楽はクラシックやジャズの要素も取り入れ、多彩なダンスで大ヒット、ミュージカルを大きく飛躍させました。

その後反戦をテーマにした「ヘアー」、ショーの舞台裏を描き超ロングランを記録した「コーラスライン」など様々な作品が生まれていきます。

ロンドンでも大ヒット作が続々

一方、ロンドンでは現代のモーツァルトと称される作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが出現。デビュー作は1971年「ジーザス・クライスト=スーパースター」、これはブロードウェイ初演ですが、以降、「エビータ」「キャッツ」「オペラ座の怪人」などのヒット作はすべてロンドンで初演され、ブロードウェイに渡ったものです。

現在でも世界で愛されている「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」「ミー&マイガール」などもロンドン発のミュージカルです。イギリスでは古くからシェイクスピアという演劇の土壌があり、質の高いミュージカル作品が数多く生まれたのでしょう。

また、アメリカでは映画大手のディズニーが1994年に「美女と野獣」でブロードウェイに初進出、ミュージカルにテーマパーク的な楽しさを取り入れ、大ヒットしました。

このようにミュージカルといえば、ブロードウェイとロンドンがミュージカルの本場。日本でも1963年、初のブロードウェイ・ミュージカル「マイ・フェア・レディ」が上演されてから、様々な作品が上陸、「上海バンスキング」、アメリカでも話題を呼んだ宮本亜門の「アイ・ガッド・マーマン」などたくさんのオルジナル・ミュージカルが作られています。

また、近年ではウィーン発の「エリザベート」「モーツァルト!」なども世界的ヒット。またフランス生まれの「ロミオとジュリエット」も世界中で上演されています。