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東宝ミュージカル



劇団体制はとっていませんが、宝塚歌劇団、劇団四季と並んで、多くの人気ミュージカルを誕生させているのが東宝帝国劇場の大人気作「レ・ミゼラブル」も東宝ミュージカルです。ここでは主な名作と、東宝ミュージカルを礎を築いた演劇界の大物をご紹介します。

東宝ミュージカルの発展を支えた菊田一夫

東宝ミュージカルの発展を支えた菊田一夫

東宝ミュージカルを築き上げたのが、故・菊田一夫。戦後間もなく、作曲家の古関裕而とのコンビで、ラジオドラマや映画のヒット作を数多く生み出し、舞台では「放浪記」や「風と共に去りぬ」なども手がけました。1955年に東宝演劇部の重役となり、劇作・演出と共に演劇製作を手掛け、多くの俳優を育てました。

1963年にはブロードウェイ・ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の上演権を取得し、日本初上演。翻訳ものミュージカルの草分けとなりました。

以降も多くの名作を生み、1973年に亡くなった後、1975年からその名前を冠した「菊田一夫演劇賞」が創設されました。「菊田ほど仕事好きの男はいない」という猛烈な仕事ぶりで、数々の名舞台を誕生させ、東宝ミュージカルの礎を築きました。

大型名作ミュージカルが続々と誕生

1963年、日本人が日本語で上演した初のブロードウェイ・ミュージカル「マイ・フェア・レディ」。初演は高島忠夫と江利チエミが主演、1990年~2010年までは大地真央主演で上演、2013年は元宝塚トップスターの霧矢大夢と真飛聖がWキャストで主演をつとめました。

1967年には森繁久彌主演で「屋根の上のヴァイオリン弾き」を上演。ロングラン公演の後、西田敏行や市村正親があとを引き継いでいます。

ロングランと言えば、「ラ・マンチャの男」、松本幸四郎がライフワークとして1969年から主演を続け、海外でも好評を得ています。

東宝ミュージカル最大の作品は、何と言っても「レ・ミゼラブル」。1987年、帝国劇場で幕開け。以来、錚々たるミュージカル俳優の出演で再演を重ね、東宝演劇史上最多の2572回という驚異的な上演回数を積み上げました。2013年には新演出で帝国劇場、大阪はフェスティバルホールで上演。チケットを即完売させました。壮大な物語、胸に迫るソロに力強いアンサンブル、何度も観たくなるミュージカルとして、熱狂的な支持を得ています。

92年初演の「ミズ・サイゴン」、2000年に一路真輝主演で初演された「エリザベート」も上演1000回を超す大人気ミュージカルです。

また、ミュージカル俳優を育てる場としても定評のある東宝ミュージカル。「エリザベート」を生んだミヒャエル・クンツェ、シルヴェスター・リーヴァイが製作した「モーツァルト!」は、小池修一郎の演出、井上芳雄と中川晃教のWキャストで2002年に初演、斬新なモーツァルトのキャラクターと物語、キャッチーなメロディで、2人をミュージカルスターへ成長させました。その後も、浦井健治や山崎育三郎ら、東宝ミュージカルで経験を積んだミュージカルスターが様々な作品で活躍しています。

100年以上の歴史を持つ伝統ある帝国劇場、シアター・クリエという直営劇場を2本柱に、これら歴史に残る大作のほか、「王様と私」「ジキル&ハイド」「ミー&マイガール」「マリー・アントワネット」など様々な人気作が誕生。大型劇場ならではのスケール、壮大な音楽、迫力ある歌とダンス、華麗な衣装とセット、東宝はミュージカルの醍醐味を味わえる大型作品を数多く生み出しています。