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オペラの基礎知識



ここでは、日本におけるオペラの発展と基礎知識をご紹介していきます。

オペラの基礎知識・日本のオペラ

オペラの基礎知識・日本のオペラ

オペラ(opera)は1597年、イタリアで生まれました。「opera」とは、ラテン語のopus(作品)の複数形。「opera in musica(音楽的作品)」と呼ばれていたものが省略されて定着。オペラはイタリアから世界へと広がり、偉大な作曲家たちによって国民性豊かな作品が数多く花開きました。

日本で初めてオペラが上演されたのは1903年(明治36年)。東京音楽学校(現在の東京芸術大学)の奏楽堂で、作品はグルックの「オルフェオとエウリディーチ」でした。

紆余曲折を経て、創作オペラは昭和初期から始まりました。戦後、本格的なオペラ運動から独自の日本オペラが生まれて行きます。「この道」「からたちの花」などの歌曲で知られる山田耕筰が日本楽劇協会を設立。1929年(昭和4年)に坪内逍遥の台本で「堕ちたる天女」、1940年(昭和15)には日本オペラの記念碑的作品となった「夜明け」(のちに黒船と変更)を発表します。その後、劇作家・木下順二のセリフを生かし、團伊玖磨が「夕鶴」を初演したのは1952年(昭和27)。日本オペラの代表作です。黛敏郎の「金閣寺」、三木稔の「源氏物語」、坂本龍一の「LIFE」など、数は少なくとも魅力的な作品が生まれ、上演され続けています。

日本最古のオペラ団体は、1934年(昭和9)に設立された「藤原歌劇団」。藤原義江をスター歌手として、イタリア・オペラを数多く紹介してきています。もうひとつは東京音楽学校の卒業生たちが中心となり、1952年(昭和27)に結成された声楽家集団「二期会」。この2団体が、昭和以降の日本のオペラ界をリードしてきました。

オペラの基礎知識・役柄と声域

オペラの基礎知識・役柄と声域

オペラの役柄は音域や声の質で決まります。とてもシンプルなので、これを知っておくと役柄がすぐにわかって便利です。同じ音域の中でも、それぞれの音質を得意とする歌手がいます。

男声では高い声域からテノール、バリトン、バスの順。裏声で女声なみの高い音域を歌うカウンターテナーという独特の音域もあります。テノールのキャラクターは、大体、2枚目の王子や色男など。このテノールの中に、軽い声や太くて厚みのある声など6種類の声質に分かれ、若い英雄や情熱的な男など、それぞれの役柄があてはめられます。バリトンは、ほぼ悪役。テノールをいじめたり、主人に使える下男、父や兄など脇役が多いですが、主役のテノール以上に魅力的で印象に残るキャラクターもあります。バスは最も低音域。大酒飲みなどの役柄や、重低音の響きが荘厳さを醸し出す高僧などのキャラクターです。

女声は、高い音域からソプラノ、メゾ・ソプラノ、アルトの順。ソプラノは5つの声質に分かれますが、ほとんどがお姫様や王女、歌姫、令嬢など、美人で華やかな役柄です。メゾ・ソプラノは2種類の声質に分かれ、「カルメン」など妖艶な女や悪女のキャラクター。若い頃は"ズボン役"と言われる美少年の役がありますが、年をとると魔性の女役になってしまいます。アルトは女声の最も低い音域で、母親のキャラクターなど。イタリア語で"アルト"とは"高い"という意味で、女声の音域で歌う男声を意味していました。