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新国立劇場を知る



新国立劇場は、1997年に構想30年を経て誕生した、東京・初台にある日本のオペラハウスです。世界標準レベルの"オペラ環境"が整っている劇場を詳しく見ていきましょう。

オペラハウスとは

オペラハウスとは

オペラハウスは、劇場という建物を指す言葉ではなく、オペラ・カンパニーと呼ばれる、オペラを上演するために必要な組織を併せ持つものです。

3層のバルコニーからなる馬蹄形のオペラ劇場(1814席)、扇状に広がった客席を持つ近代的な印象の中劇場(約1038席)、床が可動式で自由なレイアウトが可能なモダンな内装の小劇場(340~468席)の3つの劇場を持っています。オペラ、バレエ&ダンス、演劇の3本柱を軸に、それぞれ作品にふさわしい劇場で上演。3劇場の違いは大きさや内装だけでなく、残響時間など、目的に合った環境が整備された劇場建築です。

オペラ劇場は満席時に残響が1.4~1.6秒。オペラはミュージカルのようにマイクを使わず、歌手の生の肉声で聴かせるので、理想的な響きとなるように設計されています。壁や天井など、厚い木材で仕上げられた劇場空間、そして言葉が明瞭に聞こえるよう残響はコンサートホールに比べて短めです。

世界で有名なオペラハウスと比べても引けを取らない劇場です。新宿からひと駅という立地に加え、積極的なオペラ上演とリーズナブルな料金設定で、日本のオペラ界を牽引しています。海外オペラハウスの"引っ越し公演"も多く、いながらにして海外主要劇場の公演を楽しむことも。新国立劇場でオペラデビューし、世界のオペラハウスへ出かけましょう。

新国立劇場でオペラを楽しむ

新国立劇場でオペラを楽しむ

新国立劇場では、上演されるオペラのほとんどが、劇場の主催公演です。オペラ・シーズンは9月から6月。原則として月1演目ずつのオペラが上演されています。7月と8月のオフシーズンには、高校生や子供たちのための公演や貸し劇場としてのオペラ公演もあります。

65歳以上の高齢者割引やファミリー割引などの各種割引サービスがあり、開演後、S席に残席がある場合は1回目の休憩から割引価格で観ることができます。学生は非常にお得で、Z席と呼ばれる学生優先席は、公演前日の発売で1500円という破格値。4階席の端に位置するので、視覚的にはキツイですが、この金額は魅力です。また、公演当日のみ学生はD席Z席を除き50%オフ。学生ならこの特典を利用しない手はないでしょう。

新国立劇場には、オペラを楽しむためのさまざまな企画や施設があります。オペラ公演期間に不定期に行なわれているのが「バックステージツアー」。事前にツアーチケットを買えば、案内の人が付いて劇場の舞台裏を見学できます。客席から見えているのは主舞台。その奥と、上手(客席から見て右側)、下手(客席から見て左側)に3つの隠れた舞台があるのです。演出上必要な、舞台装置を転換するための準備空間です。大きな装置もそのまま移動して場面転換がスムーズにできるという、国立劇場ならではの舞台機構。この4面舞台、奈落といった劇場設備の見学に加え、実際に公演で使われる舞台装置などを真近に見ることができてワクワクします。舞台からいつも座っている客席を見ることも、なかなかできない体験です。

また劇場5階には「情報センター」があり、オペラや舞台芸術に関する資料が集められています。主催公演のプログラムや参考図書の閲覧ができ、ビデオブースや個室(27席)の大型スクリーンで主催公演の記録映像も見ることができます。利用料は無料。公演を見逃しても安心だし、オペラ初心者にはこれ以上ない頼もしい味方です、大いに利用しましょう。