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知っておきたいオペラ用語



ここでは、オペラ作品の種類をさす言葉や、独特な歌手の用語をまとめて解説していきますので、参考にしてください。

オペラ作品の種類

グランド・オペラ
グランド・オペラ

正統的で大規模なオペラ作品全般を言います。「オペラ・コミック」以前の正統的オペラで、なかでもパリ・オペラ座のために書かれた絢爛豪華な作品のこと。

オペラ・コミック
オペラ・コミック

最初は「グランド・オペラ」を風刺的にコピーしたものや、パロディなどを中心とした"喜歌劇"のことでしたが、その後、喜劇とは限らず、セリフの入ったフランス風オペラの総称として呼ばれるようになりました。

オペラ・ブッファ
オペラ・ブッファ

18世紀に人気を博した喜劇的オペラ。"喜歌劇"とも訳されます。「オペラ・セリア」の幕間に上演されていたコミカルな作品が人気上昇、独立したオペラのジャンルとなりました。

オペレッタ
オペレッタ

「オペラ・ブッファ」やお笑いの要素が入った初期の「オペラ・コミック」などの影響を受けた、大衆的な軽い喜劇オペラ。"軽歌劇"とも訳されます。

オペラ・セリア
オペラ・セリア

神話や英雄伝説などを題材にしたオペラで"正歌劇"と訳され、「オペラ・ブッファ」が盛んになる以前からの真面目なオペラを指します。悲劇とは限らないものの、悲劇と喜劇を区別するようになってからは、悲劇オペラを総称して「オペラ・セリア」と呼ぶことも。

ベル・カント・オペラ
ベル・カント・オペラ

"ベル・カント"は"美しい歌"という意味ですが、オペラの場合は歌唱スタイルを指します。美しい響きや音域の広さ、華麗な技巧などを求められた歌唱で、これを歌うにはイタリア語が最適なことからイタリア独特の歌唱法のように言われています。「カストラート」やソプラノ、テノール歌手たちが歌い、ベル・カント唱法が最も栄えた18世紀から19世紀初頭の頃のオペラを言います。

独特なオペラ歌手の用語

カストラート
カストラート

イタリアを中心に16世紀半ばからブームとなった、高い声の男性歌手や、その声のことを言います。高く透き通った声を大人になっても保つため、ボーイ・ソプラノの時代に去勢手術を行なって変声期を無くす"去勢歌手"のことは映画で世界的に有名になりました。最盛期は17~18世紀で、貴族婦人たちは熱狂、ファリネッリなど王侯貴族の召し抱えになった歌手も。現在カストラートはいなくなりましたが、裏声で女性並みの高音域を歌うカウンターテナーの人気が高くなっています。

ズボン役
ズボン役

女声の音域で書かれた、女性歌手が歌い演じる男性役のこと。"フィガロの結婚"のケルビーノ役や"ばらの騎士"のオクタヴィアンなどに代表され、ソプラノかメゾ・ソプラノの女性が担います。劇中で女装することもあり、中性的な魅力を漂わせる役柄です。

ディーヴァ
ディーヴァ

"女神"の意味で、卓越した女性歌手のこと。"プリマ・ドンナ"は"第一の女性"という意味で、主役、主役級のスター歌手を指しますが、ディーヴァは偉大な"プリマ・ドンナ"といったイメージです。

その他のオペラ用語

その他のオペラ用語
引っ越し公演
指揮者や歌手、オーケストラ、合唱団、バレエ団、舞台美術や衣裳などの裏方スタッフなど、劇場の建物以外ほとんどが引っ越してきて、彼らの劇場のプロダクションを再現してくれる公演。日本初の「引っ越し公演」は1963年、ベルリン・ドイツ・オペラでした。
劇場のオフシーズンだったり、劇場の修復工事のためだったり、世界各地から来日します。大規模公演の場合は準備期間を含めて、総勢500人以上が日本に1ヵ月以上滞在することになるので、ホテルが1棟借り切りになる場合もあります。主要メンバーたちは家族で来日する場合も多く、その旅費宿泊費を考えれば、オペラのチケット代が高いのも納得できるでしょう。