ご希望の劇場・ホール・会館情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト劇場・ホール・会館リサーチ

劇場・ホール・会館情報

バレエの基礎知識



ここでは、バレエの技法や衣装、楽しみ方についての基礎知識をご紹介します。

バレエの語源と基礎知識

バレエの語源と基礎知識

私たちがバレエと呼ぶフランス語の「バレエ(ballet)」は、イタリア語の"踊る"「バラーレ(ballare)」の派生語で、"踊り"「バッロ(ballo)」、"複数の踊り"「バレッティ(balletti)」を起源にすると言われています。

ルネッサンス期のイタリアから派生し、フランス、ロシアを経て発展、20世紀に華やかに開花した400年以上の歴史を持つ古典芸術です。

セリフはなく、ダンス、音楽、美術が一体となった総合的舞台芸術で、オペラの一部として発展した経緯から、物語性を持った古典作品が多くあります。それらは現代もバレエに関わる人たちに敬意を持って継承され、また時代と共に進化発展を遂げています。

バレエの技法と衣裳

バレエの技法と衣裳

17世紀にルイ14世の舞踊教師だったピエール・ボーシャンにより、5つの足のポジション(位置)が決められ、バレエの基礎が作られました。19世紀前半にポワント(爪先の意味)の技法が開発され、爪先で立って踊る優雅なロマンティック・バレエの作品が多く誕生。そのために履く、特性の靴がトウ・シューズです。後半にはマリウス・プティパが「ドン・キホーテ」など大作を発表し、踊りの華やかな見せ場となるグラン・パ・ド・ドゥの形式を作るなどテクニックが発展し体系化、古典バレエの様式が確立されていきました。

バレリーナが着用する衣裳、チュチュの誕生も19世紀。1832年、「ラ・シルフィールド」で妖精を踊ったマリー・タリオーニが初めて着用して以降、女性舞踊手の制服のようになりました。チュールレースを何層にも重ねた衣裳で、タリオーニが着用したような長い丈のチュチュをロマンティック・チュチュと言います。その後テクニックの進化につれ、プティパの時代に動きやすいよう短いチュチュが開発されました。こちらをクラシック・チュチュと呼びます。

バレエの楽しみ方

バレエの楽しみ方

トウ・シューズを履き、可愛らしいチュチュを着て踊るバレエ。多くの女の子が憧れるバレエのイメージですが、トウ・シューズを履かず、チュチュも着用しない作品もたくさんあります。そんなバレエの技法と美の世界は、今やフィギュアスケートやシンクロナイズド・スイミング、新体操といった現代のスポーツにも欠かせないものとして大きな影響を与えています。

バレエ公演では、高いジャンプや回転などテクニックに目が行きがちですが、ダンスはもちろん、音楽や舞台美術、衣裳など総合的に楽しみたいもの。同じ作品でも、振付や演出、ダンサーの配役によって、様々な作品世界が繰り広げられます。長く継承されてきたバレエだからこそ、何度見てもそこに新たな発見や深い魅力を感じることができるでしょう。