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大型ホール「武道館」
ライブの価値



東京オリンピック(1964年開催)の柔道会場として建設され、現在も武道の稽古場や競技場として使用されている日本武道館(以下、武道館)。大学や企業の式典にも使われていますが、やはりコンサート会場の筆頭という印象が強い人も多いのではないでしょうか。今ほどドームやアリーナが多くなかった頃は、デビュー前や新人のミュージシャンにとっては「いつか武道館でライブを」と願う憧れの聖地であり、武道館を観客で満杯にできたら一流とも言われてきました。コンサート専門ホールではないため、音響性能などが劣るにも関わらず、武道館がここまでコンサートホールとして価値を見出だしたのはなぜなのでしょうか。

大型興行を成功させられる「一流」の証

大型興行を成功させられる「一流」の証

武道館の最大座席数は14,471席ですが、コンサートを目的に舞台や座席を設営した場合は8,000~10,000席程度となります。武道館ライブを行なうためには、まずこの規模の集客を見込めることが絶対条件と言えます。また、音楽の有料興行に武道館を使う場合の会場使用条件は非常に厳しく(実施予定の興行において黒字収入が見込めることなど)、会場を借りるためには費用の面も含めてクリアしなければいけない条件が多数存在するのです。ですので、武道館でライブを行なえること、武道館公演を成功させられることは、規模の大きな会場での興行も充分にやり遂げられる「一流」のミュージシャンであることの証となります。失敗は許されない興行。成功することが判っている上で実施する公演ゆえ、その社会的価値が高いと言われます。

ドーム単独ライブ実現への関門的存在

ドーム単独ライブ実現への関門的存在

近年では、日本武道館の数倍の観客収容を誇るドーム球場やアリーナ会場での単独ライブほか、全国5大ドームツアーを成功させるミュージシャンが増えており、「日本の音楽ステージの最高峰」がドーム球場やアリーナ会場に変わりつつあるという声も上がっています。ですが、音楽業界や芸能界にとって武道館が聖地的な存在であることは今も変わりません。条件の厳しい武道館ライブを成功させて高評価を得ることは、興行力や集客力が充分あるという証明になりますから、ドーム球場で単独ライブを行なう場合にもその成功へ向けての目安や条件となりうるのです。ドーム球場の観客収容数は武道館の数倍です。つまり、ドーム公演での成功を目指すのであれば、武道館なら数日間、複数回の公演チケットを完売できる(会場を満杯にする)集客力が求められます。言わば、現代における武道館ライブの成功は、ドーム公演を目指すための重要な関門。観客動員数万人を見込む大型興行を成功させられるかどうかの基準点とも言え、そういう意味からも武道館ライブには絶対的価値があると言えるでしょう。