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巨大ホールと化す
ドームツアーの価値



1988年に東京ドームが誕生して以来、全国のドーム球場を会場にして単独ライブを行なうミュージシャンが年々増えてきています。さらには、それらのドームを巡回する「ドームツアー公演」を行なうことが、現在では「ミュージシャンとしての一つの頂点」として見なされることも多く、そのステータスは確実にアップしていると言えるでしょう。では、ドームツアーを行なうことがなぜステータスにつながるのでしょうか。

桁違いの条件をクリアするからこその価値

桁違いの条件をクリアするからこその価値

観客収容人数や会場規模においてドーム球場は、かつて最高峰と言われた日本武道館を数倍上回ります。施設利用料はコンサート会場として利用されている施設の中でもとびきり高額なうえ、興行が巨大なために資材や機材なども大型化、設営スタッフも大量化する結果、必要経費が肥大化します。

また、大型興行イベントとして黒字収益を上げるために、チケットや関連グッズの売り上げ目標値も高くなります。そして、全国ツアーですから、全国規模でファンが存在しないことには話になりません。ドームツアーを開催し、成功させるということは、観客動員数や経費面、売り上げ目標(黒字収益)、ファン層など、すべてのカテゴリーにおいて桁違いの条件をクリアしなければならないのです。

さらに、ドーム球場を会場にするとステージ規模も広大です。ミュージシャンやプロデューサーには、その大きさに見合うパフォーマンス能力が求められると言っても過言ではないでしょう。これらを総合して考えると、ドームツアーを実現できるミュージシャンはかなり限定されてきます。ゆえに、ドームツアーを実施・成功させることは、ミュージシャンにとって人気と興行力を誇示することができる大きな価値となるのです。

アイドルのドームツアーが台頭

アイドルのドームツアーが台頭

5大ドーム(札幌、東京、ナゴヤ大阪福岡)ツアー公演を初めて実現したのはアイドルグループのSMAPで、2001年でした。同年にGLAYやKinKi Kidsが、翌年には桑田佳祐がソロとして初めて行なっています。2003年にはボン・ジョヴィが海外ミュージシャンとして初めて開催。以降、B'zやMISIA、イーグルス、サザンオールスターズと、名立たるミュージシャンが5大ドームツアーを実施しています。

特筆は嵐で、2008年に初ツアーを行なって以来毎年5大ドームツアーを開催しています。ドームツアーの成功がさらにファンを獲得し、有料チケットや関連グッズの売り上げにつながり、毎年の開催が実現している成功例と言えるでしょう。嵐のこの快挙は、他のアイドルグループやその関係者の刺激ともなり、2013年の今年、東方神起やAKB48が5大ドームツアーを実現させています。集客力や興行力の面で、アイドルグループのドームツアーがステータスになりつつあると言えるでしょう。