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ライブでの映像パフォーマンスや
仕掛け



ミュージシャンや音楽家の演奏や歌をさらに魅力的にし、観客を巻き込んで盛り上げるための要素が空間(舞台)演出です。音楽ライブでは、照明や映像、美術セット(オブジェなど)の演出が欠かせず、最近では、照明(光)と映像を駆使したパフォーマンスが目まぐるしく進化し、専門のパフォーマーなども存在します。ここでは、音楽ライブにおける最新の映像演出や技術について見て行きます。

平面から立体へと進化する映像パフォーマンス

平面から立体へと進化する映像パフォーマンス

数年前までは音楽ライブでの演出と言えば、照明スタッフが演者の楽曲や音量に合わせて多種多様の照明やレーザーを駆使し、時に爆発音などを鳴らすというのが主流でした。しかし最近では、映像プロデューサーや映像クリエイター、映像演出家といった職業の人たちがコンサートのステージや舞台空間の演出も手掛けるようになり、ステージ上で光と照明、CG(コンピューターグラフィック)を縦横無尽に操り、スクリーンや舞台上に投影した映像と演者(ミュージシャン、アーティスト)の動きをシンクロさせるといったステージが多く見られるようになりました。最新テクノロジーを駆使した映像の投影はスクリーンだけに限らず、曲面やキューブ体、建築物にもおよび(プロジェクションマッピング)、またスクリーンから飛び出して見える3D映像投影などもステージの演出として行なわれています。映像の演出が平面から立体へ移行してきていると言えるでしょう。

架空の映像と演者が共演

架空の映像と演者が共演

スクリーンに映し出された映像や影と演者が共演するように連動したり、演者が動いた軌跡が映像としてスクリーンに残ったり。最新技術で繰り広げられる映像演出は、想像を絶する内容で観客を魅了します。その最新映像演出技術として代表的なものを2つご紹介しましょう。

プロジェクションマッピング

スクリーンやオブジェ(野外では建築物やステージセットそのもの)に、音と連動した映像を大型デジタルプロジェクターで投影する演出で、数台のプロジェクターを組み合わせ、いろいろな方向から照射されます。2007年にさまざまな解像度や輝度のレベルを備えた機器が開発され、どんな構造物にでも光と画像ピクセルを映し出すことが可能になりました。

ホログラム(ホログラフィー)

クレジットカードや紙幣(五千円・一万円札)に付いているキラキラとレインボーに輝いているフィルムを「ホログラム」と言います。これにはさまざまな3次元像の情報が記録されており、この3次元像を再生する技術を総称して「ホログラフィー」と呼びます。光をフィルムに透過させることで、その奥や手前、左右の空間に3次元の像を出現させることができ、さも目の前にはっきりとした像が存在するのですが、光で造られた像なので手を伸ばしても触れることはできません。この3次元像とアーティストが交わるような演出が取り入れられています。

観客も一緒になって映像演出を楽しむ

観客も一緒になって映像演出を楽しむ

最近の観客動員1万人超えのコンサートなどでは、観客もステージや会場の演出に参加できる取り組みも行なわれ、好評です。代表的なものが「サイリウム(ケミカルライト)」と呼ばれるスティック状のライトで、本体を両手でポキッと折ると光るもの。観客が入場する際に入口で配られ、思い思いに振ったりしながら客席をカラフルに彩ります。また、昨年あたりから増えているのが、「Xylobands TM(ザイロバンド)」というリストバンド。このリストバンドには電飾と電池、受信機が内蔵されており、常灯・点灯・消灯するほか、映像クリエイターが発信する信号を受信できるので、主催者側は観客をも空間演出に巻き込んでしまえるのです。アーティストとファンの両方を楽しませるリストバンドと呼ばれ、日本では福山雅治やももいろクローバーZ、aikoなどが導入してライブを行ないました。