ご希望の劇場・ホール・会館情報を無料で検索できます。

施設検索/ホームメイト・リサーチTOP

ホームメイト劇場・ホール・会館リサーチ

劇場・ホール・会館情報

クラシック入門と専用ホール



クラシック音楽とは、一般的に「17世紀~20世紀前半までの、ドイツ・オーストリアを中心とした西洋音楽」を指します。その中でも、17~18世紀半ばまでを「バロック時代」や「バロック音楽」と呼び区別しています。クラシック音楽というと、特に日本人にはあまり親しみがないからか、「聴きたいけど何から聴いたらいいか分からない」、「コンサートに行ってみたいけど敷居が高そう…」と敬遠しがちな人が多いようです。ここでは、クラシック音楽に慣れ親しむための基本と専用劇場について見ていきます。

クラシック音楽の基礎の基礎

クラシック音楽の基礎の基礎

クラシック音楽は、1つの作品が複数の曲で構成されており、曲というよりも「作品」や「楽曲」と呼ばれることが多いです。また、楽曲を構成する一つひとつの曲を「楽章」と呼び、順番に、第1楽章、第2楽章…と呼ばれるのが特徴です。最初にクラシック音楽を演奏するための楽器や音楽の種類について解説していきます。

クラシック音楽のための楽器

クラシック音楽のための楽器

大きく下記の4種類に分けられ、一般的に「オーケストラ」とは鍵盤楽器を除いた3種類の楽器で編成されます。

弦楽器
弦を指で弾いたり、弓で弾いたりして音を出します。ヴァイオリン、ギター、ウッドベース、ハープなど
管楽器
口で吹いて音を出します。フルート、オーボエ、トランペット、トロンボーンなど
打楽器
バチなどで叩いて音を出します。木琴、鉄琴、トライアングル、シンバル、ティンパニ、マリンバ、カスタネットなど
鍵盤楽器
鍵盤を押すことで音が出ます。ピアノ、オルガン、チェレスタ、チェンバロなど

クラシック音楽のジャンル

クラシック音楽のジャンル
交響曲
最も大きなオーケストラにより演奏される楽曲で、4つの楽章から構成されます。作曲者ごとに「交響曲第○番」と呼ばれます。「シンフォニー」とも称されます。
協奏曲
オーケストラにヴァイオリンやピアノ、チェロなどのソロ楽器が加わった形式。3つの楽章から構成されます。「ピアノ協奏曲第○番」といったようにソロ楽器の名前が付きます。「コンチェルト」とも称されます。
管弦楽曲
小編成のオーケストラで演奏される楽曲。1人での演奏はソロ、2人はデュオ、3人はトリオ、4人はカルテットと呼ばれます。
器楽曲
1つの楽器に対して演奏者が1人、かつ演奏者が2人までの場合に呼ばれる編成。ソロ、デュオはこちらに含まれます。
ソナタ
複数の楽章からなる器楽曲のことで、弦楽器のソナタやピアノ・ソナタが有名です。弦楽器のソナタは弦楽器のソロもしくは弦楽器とピアノの共演を、ピアノ・ソナタはピアノのソロ演奏を指します。1曲のみの場合はソナタとは呼ばれません。
鍵盤楽曲
鍵盤楽器のみで演奏される楽曲のことで、その7割がピアノ・ソナタです。ほかには、オルガン、チェンバロなどが多いです。
声楽曲
独唱、合唱関わらず、「歌」が加わっている楽曲のことを指します。オーケストラやピアノの伴奏がつくことが多いです。
オペラ音楽
オペラなどの演劇のBGMとなる楽曲のことで、管弦楽曲、声楽曲がよく使われます。
バレエ音楽
バレエのBGMとなる楽曲のことで、ほとんどが管弦楽曲です。

クラシック音楽の楽しみ方

クラシック音楽の楽しみ方

クラシック音楽を聴くのがまったく初めてであれば、気軽にCDやDVDを購入(レンタル)して聴いてみましょう。CDなら1枚1,000~3,000円くらい、コンサート映像も収録されたDVDは平均5,000円くらいで販売されています。ジャケットや解説が英語や外国語でも大丈夫という人は、国内盤よりも安い輸入盤という選択肢もあります。誰のどのCDを買えばいいのか分からない場合は、まずは知っている曲から聴くことをおすすめします。音楽の授業で習った曲やテレビなどでよく流れる曲などでも、実際は導入部やサビの部分しか知らないという場合も多いので、よく知っている作曲家や曲が入っているアルバムをチョイスしてみましょう。また、音源や音質は、録音の古いものは避けて「ステレオ録音」のもので始めるのがいいでしょう。しっかりと始めたい人は、クラシック音楽に長けたスタッフのいるお店で購入するのがいいでしょう。

初めてクラシックコンサートに行く場合も、まずは自分の知っている作曲家や楽曲が演奏されるコンサートを選んでみましょう。通ぶって、いきなり有名な交響楽団の来日公演などに行くよりは、地元の楽団などの親しみやすい演奏会から始めてみるのがおすすめです。また、よほどの指定がない限り、クラシックコンサートはスーツやドレス着用などのドレスコードがないので、ラフな私服で大丈夫です。

クラシック音楽と専用ホール

クラシック音楽と専用ホール

クラシック音楽の演奏会を目的とした劇場は一般的にコンサートホールと呼ばれます。日本では、世界的交響楽団の演奏会が開催できる大型のコンサート専用ホールはなかなか建設されず、劇場と兼用されたり多目的ホールが使われたりしてきましたが、その音響システムや空間設営はクラシック音楽に適切なものではありませんでした。日本初のクラシック音楽コンサート専用ホールが、1982年に竣工したアリーナ式シューボックス型の「ザ・シンフォニーホール」(大阪)で、その次が1986年に東京に完成した「サントリーホール」です。後者は、客席がブドウ畑のようにブロックに分かれているヴィンヤード型のホールですが、音響の面では、ステージ四面を客席が囲むシューボックス型には及ばなかったようです。