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ファッションイベント



ファッションイベントと聞いて誰もが思い浮かべるのが「ファッションショー」でしょう。ファッションショーとは、簡単に言えば最新の流行ファッションを紹介するショーのことです。大勢の観客が見守るなか、モデルがデザイナー(ブランド)の新作を紹介します。

ファッションショーの歴史

ファッションショーの歴史

現代のファッションショーのルーツは、19世紀のパリなどで多く見られたオートクチュール(いわゆる高級仕立て服)の受注会といわれています。これは高級仕立て服を購入する富裕層の顧客向けに行なわれるもので、メゾン(高級仕立て店)のデザイナーが考案した最新の洋服を紹介し、顧客はその中から好みのものを選んでオーダー、メゾンは顧客の身体のサイズに合わせて洋服を仕上げる、という仕組みです。

受注会では洋服をわかりやすく見せるため、モデルが着用して顧客の周囲を歩き回りました。これが現代の、「キャットウォーク」「ランウェイ」と呼ばれる会場中央に伸びる細い舞台をモデルが歩く、ファッションショーのもとになりました。既製服が多種多様に揃う現代では、自店(ブランド)の最新ファッションを多くの観客に紹介するのがショーの目的です。

ファッションショーに訪れる人たち

ファッション関係者

ファッション関係者

ファッション雑誌の編集者やスタイリストなど、ファッション関連の仕事をする人たちにとっても重要な仕事場となります。編集者は読者に何を紹介すればよいか、といったことをショーを見て考えます。スタイリストはブランドの特徴、トレンドをチェックし、仕事に活かします。

報道関係者

報道関係者

どんなファッションを提案するのか、といったことを現場で記者が読み解き記事にします。話題のショーやデザイン、色柄などが新聞や雑誌、テレビなどで紹介され、多くの人の目に触れることになります。

著名人、上得意客

著名人、上得意客

そのブランドの服を愛用している著名人や上得意客は一等席に案内されます。著名人の来場はそのショーの話題となり、ブランドの知名度を上げるのに一役買うことになります。

小売関係者

小売関係者

デパートの服飾担当者、バイヤーなど、一般客に洋服を販売する立場の人です。人気を集めそうなデザイン、アイテムをチェックし、売れる商品を仕入れるための参考材料とします。

一般客

一般客

関係者のみしか見られないショーもありますが、大きなショーは一般客も見ることができます。ファッションが好き、そのブランドファン、人気モデルを生で見たい、といったさまざまな目的で来場する一般客の人数が、そのショーの人気のバロメーターとなります。

いろいろなファッションショー

いろいろなファッションショー

代表的なものは、有名なブランドが行なうものです。春夏コレクション、秋冬コレクションと年に2回行なわれるのが一般的です。秋頃に翌年の春夏コレクションが、春頃にその年の秋冬コレクションが行われます。小売店はこのショーを見て、次のシーズンの仕入れを考えます。

百貨店などではさまざまな一般向けのショーが行なわれます。春はセレモニースーツ、夏は浴衣や水着、秋はコートなど、顧客が購入を考えるタイミングに合わせて新作を紹介し、購入につなげます。

「リアル・クローズ」を見せる現代日本のファッションショー

「リアル・クローズ」を見せる現代日本のファッションショー

もとは招待客しか入れなかった、展示会色の強いファッションショーですが、近年では人気アーティストのライブなど服飾以外のイベントを組み合わせたり、モデルが一般公募されるなどイベント色を強くしたショーが人気を集めています。なかには数万人単位の動員数を誇るものもあります。

大規模なホールで超時間、数日間にわたって行なわれるものも多く、購入者層が同じ複数のブランドが登場します。ファッション雑誌などと提携し、人気モデルがショーで着用した洋服がすぐにネット購入できるなどの仕組みが人気です。

このスタイルのショーで紹介される服(ブランド)は「リアル・クローズ」と呼ばれています。かつてのショーで紹介される服はあくまでもデザイナーの作品を披露する場でした。それに対して、手の届く価格・すぐに着たくなるデザインの服がリアル・クローズです。リアル・クローズと呼ばれる洋服はファッションショーを一部の富裕層・関係者のためのものから、ファッションの好きな一般の若者のためのイベントへ変化させたといえるでしょう。

この「リアル・クローズ」を紹介するショーの誕生は2002年に始まった「神戸コレクション」といえます。神戸コレクションの成功から全国に広がり、上海などアジアを中心とした海外にも進出しています。