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映画化された舞台劇、
舞台化された映画



人気の出た舞台作品を映画化したり、ヒット映画を舞台作品にしたり、といったリメイク作品がよく話題になります。全くの新作よりも知名度があるために観客動員が見込みやすいという制作側のメリットもありますし、同じストーリーを違った演者・表現方法が見られるという鑑賞側の楽しみもあります。ここでは国内外の、映画化された舞台作品、舞台化された映画作品をご紹介しましょう。

映画化された舞台作品

映画化された舞台作品
「欲望という名の電車」

アメリカ人作家テネシー・ウィリアムズによる戯曲。ニューオーリンズを舞台にした没落農園出身の女性の物語です。舞台作品は1947年、ニューヨークで初演されました。日本では1953年に文学座によって初演され、主人公の女性ブランチは杉村春子の当たり役となりました。その後、岸田今日子、栗原小巻、大竹しのぶなど多くの演技派女優が演じています。

映画化は1951年。ウィリアムズ自身が脚本に参加して制作されました。主演は「風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リーで、彼女はこの作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。さらにこの作品は1998年、アンドレ・プレヴィン作曲の歌劇となりサンフランシスコ歌劇場で初演されました。

「奇跡の人」

三重苦を克服したヘレン・ケラーとその家庭教師、サリバンを描いたウィリアム・ギブソンによる戯曲。1959年にアメリカで初演されました。この戯曲は日本でも多く演じられており、大竹しのぶのサリバン役が有名です。また鈴木杏は2003年にはヘレン・ケラー役を、2009年にはサリバン役を演じ話題になりました。

アメリカでは舞台の好評を得て1962年に同名の映画となりました。サリバン役のアン・バンクロフトはアカデミー賞主演女優賞を、ヘレン・ケラー役のパティ・デュークは助演女優賞を受賞しました。また1979年にもテレビ映画化もされていますが、前回の映画でヘレン・ケラーを演じたパティ・デュークがサリバンを演じています。

「笑の大学」

三谷幸喜原作・脚本の演劇作品。もとは1994年発表のラジオドラマでしたが、1996年に舞台版が初演されました。西村雅彦と近藤芳正による二人芝居でした。好評を得た舞台版はロシア、カナダ、イギリス、韓国など世界各国で上演されています(ライセンス上演含む)。

映画化は2004年。二人芝居だった舞台版とは大きく趣を変え、ストーリーは同じながら登場人物が大幅に増えています。主演は役所広司と稲垣吾郎でした。

「蒲田行進曲」

劇作家つかこうへいの代表作のひとつ。「新撰組」撮影中の映画撮影所を舞台に、それを演じる俳優たちが繰り広げるさまざまな人間模様を描いた作品です。舞台初演は1980年。その後もキャストを変えたびたび再演されています。

映画化は1982年、つかこうへい自身が映画向けに脚色し、深作欣二がメガホンをとりました。主要キャストは松坂慶子、風間杜夫、平田満。この映画は大ヒットし、風間杜夫、平田満にとって出世作となりました。

舞台化された映画作品

舞台化された映画作品
「グレート・ギャツビー」

1925年に出版されたアメリカの作家フィッツジェラルドの代表作。「TheGreatGatsby」のタイトルで何度も映画化されていますが、最も有名なのは1974年に公開されたロバート・レッドフォード主演のものでしょう。2013年にはレオナルド・ディカプリオ主演でリメイクされています。

この作品は1999年にメトロポリタン歌劇場でオペラ化された作品が上演されました。また日本では宝塚歌劇団によって舞台化されています。

「グッバイガール」

アメリカの人気劇作家で脚本家のニール・サイモン作のロマンティック・コメディ。1977年に公開され、主演のリチャード・ドレイファスはアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。

1993年にブロードウェイでこの映画をリメイクしたミュージカルが上演されました。日本でも1996年から日本人俳優によって上演されています。

「おくりびと」

主演の本木雅弘が納棺師・大悟達を演じた2008年公開のこの作品は、第81回アカデミー賞外国語映画賞、第32回モントリオール世界映画祭グランプリなど、海外の大きな賞を受賞したことで話題を呼びました。2010年に舞台化されましたが、映画をそのままリメイクしたものではなく、映画から7年後の大悟達を中村勘太郎主演で描いた作品でした。

「もののけ姫」

1997年公開のスタジオジブリの長編アニメーション映画作品。狼に育てられた「もののけ姫」=少女サンとアシタカとの出会いを描いたもので、当時の日本映画の興行記録を塗り替える大ヒットとなりました。

この作品はイギリスの若手劇団「ホール・ホグ・シアター」によって2013年に舞台化されました。宮崎監督が自作の舞台化を許可したのはこれが初めてで大きな話題を呼び、ロンドン公演、日本公演とも短時間でチケットが売り切れました。