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村国座のご紹介



ここでは、村国座の歴史や、過去に公演された歌舞伎についてご紹介していきます。

全国に誇る地歌舞伎の一体化型劇場

村国座

村国座の創建は江戸時代末期の1866年(慶応2年)、大庄屋長縄八左衛門の発起に始まります。年に一度行なわれる村国神社の祭礼で、氏子が奉納する地歌舞伎を上演するための舞台として、地元の人々の手によって造られました。

場所は村国神社の境内。村の人々が一丸となり、寄進や工事などに励んだ熱意が実を結び、1882年(明治15年)に落成。

神社の鳥居をくぐって100メートル程進むと、左手にある境内で最も大きい村国座の建物が目を引きます。舞台規模は間口10.9メートル、奥行き10メートル、回り舞台は直径7.94メートル。2階席もある本格的な芝居小屋です。

杮落しは1882年(明治15年)10月26日、「くにち節句」と呼ばれた旧暦9月9日の村国神社の祭礼に合わせて行なわれました。祭礼に際しては、屋形番、行燈番、芝居番の3つの当番があり、各務区の東、中、西の3組が1年交代で担当しています。

江戸時代、一般農民によって演じられる地歌舞伎が広まり、今なお10ヵ所で歌舞伎の上演が続けられている岐阜県の劇場の中でも、村国座は特徴的な施設のひとつです。その舞台の規模や機能では、地歌舞伎の一体化型劇場として全国的にも知られる「旧金毘羅大芝居(金丸座)」にも引けを取らないものだとの見方もあります。

子ども歌舞伎の奉納は現代も風物詩に

村国座は、1891年(明治24年)の濃尾地震や1959年(昭和34年)の伊勢湾台風など、数々の自然災害にも耐え、地域のシンボルとして親しまれてきました。

奉納歌舞伎は、昭和40年代後半から子ども歌舞伎へと変化を遂げて奉納されるようになり、現在も毎年10月に小学生を中心に上演され、その歴史が受け継がれています。

10月上旬の上演に向け、毎年小学生たちは夏休みを返上して市川福升師匠の下、練習に没頭しています。神に捧げるという大役に恥じぬよう、子どもたちが必死に歌舞伎の稽古に励む様子は、地域の人々にとって夏の風物詩にもなっているようです。なお、子ども歌舞伎の際には、村国座の正面の板戸を外して開放されます。

1974年(昭和49年)、村国座は国の重要有形民俗文化財に指定されますが、創建から約130年の時を刻んできた建物は老朽化が目立つようになっていました。2006年(平成18年)から2009年(平成21年)の3年間をかけて、基礎工事、耐震補強工事を含めた大規模な修理が行なわれ、生まれ変わった村国座は、切妻造り桟瓦葺き屋根、真壁造の白い漆喰壁など古風な外観を継承。

客席は板張りの平土間席と東西に設けられた2階造りの桟敷席からなり、観劇がしやすいように前方に向かって下がり勾配が付けられているのです。また、舞台には回り舞台を中心に、上手袖には太夫座を設え、本花道と仮花道を設置するなど、歌舞伎の上演に必要な舞台機構を十分に備えています。

さらに本格的な舞台照明や音響設備、グランドピアノを備えるなど設備が充実、歌舞伎以外の公演にも幅広く活用されています。

過去に公演された歌舞伎

2015年(平成27年)

  • 村国座子供歌舞伎公演

2014年(平成26年)

  • 村国座子供歌舞伎公演

2013年(平成25年)

  • 村国座子供歌舞伎公演
  • 男依歌舞伎

2012年(平成24年)

  • 村国座子供歌舞伎公演

2011年(平成23年)

  • 村国座子供歌舞伎公演

2010年(平成22年)

  • 村国座子供歌舞伎公演

2009年(平成21年)

  • 村国座子供歌舞伎公演
  • 第17回 飛騨・美濃歌舞伎大会 かかみがはら2009

劇場情報

劇場名 村国座施設情報を見る
所在地 〒509-0104
岐阜県各務原市各務おがせ町3-46-1 村国神社境内
連絡先 058-383-1475(各務原市文化財課)
058-370-7144
アクセス 名古屋鉄道「三柿野駅」からふれあいバス稲羽線で「各務小西バス停」下車、徒歩20分
東海北陸自動車道・各務原ICから車で約30分
ホームページ http://www.city.kakamigahara.lg.jp/murakuniza/
設備 客席、舞台、回り舞台、花道、太夫座、奈落楽屋、堀道
座席数 約250席