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舞台用語集(さ行)



舞台に関する用語(さ行)をご紹介します。

散切物

散切物(ザンギリモノ)

散切狂言とも言う歌舞伎狂言の一種で、明治時代の現代劇。明治維新後、1871年(明治4年)に断髪が奨励されたことによって、ちょんまげを切った散切頭(ざんぎりあたま)の男性が増え、服装や持ち物などに西洋の文化が取り入れられるようになった。「散切り頭を叩いて見れば、文明開化の音がする」と言われる程。この出来事を背景に、散切頭が登場する新風俗を描いた演目を「散切物」と呼んだ。作者が創造した人物や物語を自由に描いた江戸時代の「時代物」とは違い、歴史代考証に忠実で、歴史通りの行動、服装が描かれていたことから、活きた歴史を持つ意味で「活歴(かつれき)」とも呼ばれた。代表作は「島鵆月白浪(しまちどりつきのしらなみ)」通称「島ちどり」、「水天宮利生深川(すいてんぐうめぐみのふかがわ)」など。

シーリングライト

シーリングライト(シーリングライト)

客席の天井に設置してあるライトのこと。シーリング【Ceiling】は天井の意味。通称「シーリング」。図面では「CL」と表記する。舞台に設置した照明だけの場合、舞台全体は明るいが、影ができてしまい、俳優、または、演奏者の顔が暗くて見えにくくなってしまう。それを防ぐために、客席の天井にあるシーリングライトで舞台の斜め上をまんべんなく照らすことで、役者の顔や表情が見えやすくなる。その場合、俳優や演奏者がまぶしすぎないように調整することが大事。舞台の演目にもよるが、全体をやわらかく包み込むように当てられるかどうかが照明担当の腕の見せどころ。シーリングライトだけでは立体感が出ないため、舞台の斜め前方から舞台に向けて「サイドスポットライト」を放ち、人物を浮き上がらせる効果を出すこともある。

仕込み

仕込み(シコミ)

上演前に劇場に入り、公演の準備をすること。設営。または、大道具が仕事をする様を言う。前者は、仕込み用の図面に必要なことをすべて書き入れ、とどこおりなく設営ができるように、照明、音響の入り時間、大道具の優先順位などを決めたタイムスケジュールを作り、それに合うように搬入、セッティングなどを行なう。当日は時間が限られているため、また、照明担当などは高いところでの作業を要するため、仕込み中は安全に作業しなければならない。スピードと丁寧で正確な仕事が要求される。たいていは照明を吊るところからはじめ、舞台装置、音響の順にセッティングする。地方公演の場合などは、現地で仕込み用のスタッフを雇うことがある。また、仕込みの進行、スタッフの安全管理は舞台監督が行なう。

尺貫法

尺貫法(シャッカンホウ)

間(けん)、尺(しゃく)、寸(すん)、分(ぶん)、厘(りん)、毛(もう)からなる長さや面積を表す単位。明治時代にメートル法が導入されたことにより、一部の伝統的な分野以外は使わないようになった。建築や不動産関係では今も尺貫法が主流だが、洋間ではメートル法を使うことが多い。劇場の舞台も間口、奥行きなどが尺貫法で作られている。大道具で使うベニヤ板をはじめとした板材のサイズを「サブロク(3尺×6尺)」などと言い、この場合は909mm×1818mmを指すが、コンパネの場合は910mm×1820mm 、900mm×1800mmで売られている。1間は6尺のことで1818mm、1尺は303mm。計量の基準を定め、適正な計量の実施を確保することを目的とした日本の法律「計量法」では、取引・証明に尺貫法を使うことを禁じている。ちなみに、ヤード・ポンド法はアメリカ独自の単位。

紗幕

紗幕(シャマク)

主に舞台などで使う薄く透ける素材でできた幕。そのため、照明を使った演出として印象的なシーンに活用することができる。照明の技術とともに発展した紗幕の演出方法は、使い方、演出法は様々。演劇、ミュージカル、オペラ、バレエ、さらには最近では歌舞伎などで美しい演出を見ることができる。演出方法の例として、舞台の照明を付けたまま紗幕を下ろすと、中が透けて見えるため、光量を低めに調整することで、うっすらと幻想的な雰囲気を出す、舞台を暗くして客席から照明をあてることで、紗幕の後ろ側が見えなくなるのを利用して、紗幕の前で俳優が演技をしている最中に、客席から見えないように舞台転換をすることができるなど。隠すための幕ではないため、工夫しだいで演出の幅が広がる。舞台幕のマジシャンとも呼ばれている。

襲名

襲名(シュウメイ)

先祖、親、師匠、先人、兄弟の名を継ぐこと。歌舞伎、能、狂言、文楽、落語といった伝統芸能だけでなく、江戸時代では商人や大きな農家でも代々同じ名前を継ぐとされていた。歌舞伎の場合、出世魚のように段階的に名前を継いでいく。成田屋(なりたや)の市川團十郎は、新之助(しんのすけ)→海老蔵(えびぞう)→團十郎(だんじゅうろう)。音羽屋(おとわや)の尾上菊五郎家は、丑之助(うしのすけ)→菊之助(きくのすけ)→菊五郎(きくごろう)。襲名の「襲」は衣服に関係があることから、衣を重ねて着ることと、物事を重ねる、引き継ぐの意味を持つ。龍の部分はもともとは左右ふたつに並んだ「龖」(とう)が書かれており、こちらも重ねるという意味を指す。

初演

初演(ショエン)

舞台や音楽などの作品を初めて公の面前で披露すること。演劇ではプレミアと呼ぶこともある。初演の水準によって、俳優をはじめ、脚本家、演出家、作曲家、指揮者、演奏者、舞台美術などの完成度の高さや評価が決まってしまう可能性が高いため、作品の出発点として大事な意味を持つ。さらに、地域で初演することを例えば名古屋初演、大阪初演、他国で初演することを例えばパリ初演、ロンドン初演と呼ぶことに対して、世界で初めて上演する本当の初演を世界初演と表記することもある。また、大きなホールで上演する前にサロンや小規模の集まりで上演することを私的初演、脚本家や作曲家がすでに披露した作品に改訂を加えたあと、初披露することを改訂版初演と言う。再演は同じ作品を再び上演することや、主人公など同じ役柄を同じ俳優が演じること。

所作事

所作事(ショサゴト)

歌舞伎の舞台で演じられる舞踊、舞踊劇のことで、歌舞伎舞踊、所作、 振事(ふりごと)とも呼ぶ。長唄(ながうた)に合わせて 女方(おんながた)が恋の行方、女心の微妙な揺れなどを踊りで披露していた。のちに男役の立役(たちやく)も加わるようになり、さらに、ひとりの俳優が衣装を着替えるごとに何人も演じながら踊る「変化舞踊(へんげぶよう)」にまで発展した。 代表的な所作は京鹿子を着た娘が恋の切なさなどを表現する「京鹿子娘道成寺(きょうがのこむすめどうじょうじ)」、 気品のある女方と獅子の精をひとりで踊り分ける「春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)」、衣装を一瞬で変える「ぶっ返り」の仕掛けが楽しめる「積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)」など。所作事は演目と演目の間の中幕や、演目の終了後に披露されることが多い。

所作台

所作台(ショサダイ)

所作舞台、置舞台、敷舞台とも言う。歌舞伎や能などの舞踊で、足拍子を踏んだときに響きが良いようにするためと、釘などの凹凸(おうとつ)が舞台の表面にあって踊りにくいことから、すべりをちょうど良くするために敷かれる舞踊のための低い台。舞台や花道に敷かれる。足と床との衝撃をおさえるクッションの役割も持つ。主にヒノキで作られ、釘を打ったり、土足で上がることは禁じられており、必ず足袋を穿いて作業する。ひとりでも運べるが、見た目よりも重く、長くて大きいため、安全のために大道具がふたりがかりで運ぶ。新人の大道具は終演後に先輩に指導してもらいながら、バランス良く運ぶ方法を練習することもある。ちなみに「所作(しょさ)」とは、仕草、ふるまい、演技の動作のこと。「所作事(しょさごと)」は、歌舞伎の舞台で演じられる舞踊、舞踊劇を指す。浄瑠璃(じょうるり)による所作事は「浄瑠璃所作事」と言う。

新歌舞伎

新歌舞伎(シンカブキ)

江戸時代から明治のはじめごろまでは専属の狂言作者「座付作者(ざつき さくしゃ)」が、その芝居小屋や一座に属する俳優のために台本を書き下ろしていたが、明治維新後の文明開化によって西洋から様々な文化が入ってきたことにより、明治20年ごろから歌舞伎を近代社会に合った内容にしていこうと提唱された「演劇改良運動」によって、正確な時代考証を行ない、西洋の演劇の要素を取り入れた作品が作られるようになった。主に小説家や文学者が手掛けた。代表的な作品として坪内逍遥(つぼうちしょうよう)が作り、「関ヶ原の戦い」後の大阪を舞台にした演目「桐一葉(きりひとは)」、岡本綺堂(おかもときどう)「修善寺物語(しゅぜんじものがたり)」、真山青果(まやませいか)「元禄忠臣蔵(げんろくちゅうしんぐら)」など。

地絣

地絣(ジガスリ)

舞台の床に敷く布。滑り止めや、俳優やスタッフが転んだ際にケガをしないよう、さらに、舞台の床を傷付けるのを防ぐなどの緩衝(かんしょう)をやわらげる役割を持つ。地面を表現するために鼠色や褐色を使うことが多いが、雪が出てくる場面では「雪布」という白い地絣を敷き、積もった雪を表現する。素材が布のため、軽くて持ち運びに便利な上、少人数でセットできるが、釘を使って固定するため、劇場、ホールによっては使えない場合もある。また、演出上のこだわりなどでカッターやはさみで簡単に切ることができる不織布(ふしょくふ)「パンチカーペット」や、コルクなどの天然素材で作られた「リノリウム」を使うときも。リノリウムは滑りにくいため、ダンスをはじめとした激しく動くシーンがある場合に使われる。

定式幕

定式幕(ジョウシキマク)

歌舞伎で使われる黒、柿色、萌葱(もえぎ)の3色で縦縞がほどこされた引き幕。もともとは、幕府所有の大きな船、安宅丸(あたけまる)を江戸に入港させる際、初代中村勘三郎が見事な声かけで船を漕ぐ指揮を執ったことから、褒美にもらった布。船で使う日よけ用の幕だったと言われている。それを幕にしたことがはじまりとされている。江戸町奉行所に興行を許された3つの芝居小屋である「江戸三座(えどさんざ)」の定式幕は、中村座が左から黒・白・柿に対し、市村座が黒・ 萌葱・柿、森田(守田)座が黒・柿・萌葱の順だった。奉行所から許可がもらえなかった芝居小屋では定式幕が使えなかったことから、緞帳(どんちょう)が生まれた。現在も幕の色の順が劇場によって異なり、国立劇場は萌葱・柿・黒、歌舞伎座は黒・柿・萌葱。

スタンディングオベーション

スタンディングオベーション(スタンディングオベーション)

公演の幕が下りたあと、素晴らしい演技や演奏に感動したことを素直に表現するために、観客が自然に立ち上がって拍手喝采(はくしゅかっさい)を送ること。観客から出演者、作品にかかわるスタッフへ贈る最大の賛辞。日本では「総立ち」と言うこともある。1743年(寛保3年)、ロンドンでバロック音楽の巨匠、ヘンデルのオラトリオ「メサイア」のハレルヤコーラスを聴いた国王ジョージ2世が、立ち上がって拍手を送り、それにつられるようにして、周辺にいた大勢の見物人も立ち上がって拍手を送ったことがはじまりと言われている。また、オペラでは演出が斬新だった場合、カーテンコールの際、演出家に向かって観客がブーと唸る。それを「ブーイング」と呼び、スポーツでも選手をはじめ、プレーや審判に対して行なわれる。

セットリスト

セットリスト(セットリスト)

主に音楽アーティストがコンサートで演奏する、または、演奏された選曲、曲順のこと。MCを挟むタイミングやアンコール曲まで詳細に書いてある物もあり、たいていはアーティストが見やすく、観客からは見えない場所、モニターなどに貼られている。スタッフ全員にも同じ物が配られており、セットリストに添って照明や音響などを演出していく。ツアーでは最初から最後まで一度決めたセットリストで演奏することが多いが、会場の空気やその日の気分、観客からのリクエストで予定していた曲目を変えたり、2日公演の場合は、2日続けて同じ曲を演奏しないなど、当日のお楽しみやライブ感を大切にしているアーティストもいる。また、アーティスト自身がセットリストを公表したり、ファンがライブ中にメモや記憶をしてブログなどで公開したりすることもあるが、ファンの場合、ツアー終了後にアップするのがマナーとされている。

迫り

迫り(セリ)

くりぬいてある舞台の一部から俳優や大道具などが出てくる仕掛けになっている舞台設備。意表をついた演出や、スピーディーに舞台転換を行なうことができる。舞台の地下には「奈落(ならく)」と呼ばれる空間や通路があり、奈落に設置された台に乗った俳優や大道具を舞台上に上げることを「迫り上げ(せりあげ)」、奈落に下ろすことを「迫り下げ(せりさげ)」と言うが、歌舞伎では大道具を上下させることを「大迫り(おおぜり)」、俳優を上下させることを「小迫り(こぜり)」と呼ぶ。1753年(宝暦3年)、歌舞伎作者の並木正三(なみきしょうぞう)の考案によって作られたとされ、当時は人力で上下させていた。また、花道にある迫り「すっぽん」オーケストラピットにある迫りを「オーケストラ迫り」と言う。現在では電動となり、演劇だけでなく、コンサートホールなどにも設置されている。

台詞

台詞(セリフ)

科白、セリフとも書く。演劇、漫画、小説などの登場人物が発する言葉、または、日常における会話や決まり文句のこと。歌の中にもメロディを持たない言葉として台詞が登場することがある。江戸時代初期から存在する言葉で、言い訳をする、苦情を言う、交渉するといった意味と、遊郭においては支払い、客との駆け引きを指す。一説によると「世流布(せるふ)」、言い合って競う「競り言ふ(せりいふ)」が変化したものと伝えられている。歌舞伎では即興ではさむ台詞を「捨て科白」、ふたりの登場人物がひとつの事柄についてそれぞれの想いを話し、最後に同時に同じ台詞を言う「割り科白」、関連する台詞を何人かの登場人物が順番に受けながら放っていく「渡り科白」、主人公が名乗りを上げるときの「名乗り科白」、主人公が言う長い台詞を「つらね」などがあり、演劇においては「対話」「独白」相手には聞こえない前提のもと、登場人物が観客に向けて心の内を話す「傍白(ぼうはく)」などがある。

千秋楽

千秋楽(センシュウラク)

公演の最終日を指す。略して「楽」「楽日」とも言う。雅楽の最後に演奏する曲のタイトル「千秋楽」が語源とされるが、舞台の最終日に俳優全員が並び、口上(こうじょう)を述べてから座元が「千穐楽」の舞を踊ったことも一説として残っている。火事が多かった江戸時代では、「秋」の「火」の字は縁起が悪いとされ、「千穐楽」と表記した。また、千秋楽の前日のことを「前楽(まえらく)」、ひとつの作品を各地で上演したときの最後の公演を「大千秋楽(おおせんしゅうらく)」と言う。ちなみに、興行の最初の日を「初日(しょにち)」、長期公演の真ん中に当たる日を「中日(なかび)」と呼ぶ。初日、中日、千秋楽は公演において大切な日とされ、座長がスタッフにご馳走するなどの風習が残っている。特に千秋楽は関係者やスタッフが一堂に集り、無事の終演を祝して打ち上げを行なう。

ソワレ

ソワレ(ソワレ)

夜に行なう公演の意味。フランス語【soiree】で演劇、音楽会、主に西洋由来の舞台、ミュージカル、バレエ、オーケストラの公演で使われる。一般的には日が暮れたころの時間帯、夜会、イブニングドレスのことも指す。昼間に行なう公演は「マチネ」【matinee】と呼ぶが、フランス語本来の意味は朝、午前中。ちなみに、平日の昼間は一般的には仕事をしている人がほとんどなので、客足がのびないことが予想され、マチネの料金は通常より安く設定されることが多い。劇団四季では「ウィークデーマチネ料金」を用意している。また、ミュージカルなどでは、ソワレにベテラン俳優や大御所が出演することに対し、マチネには経験を積むために若手やセカンドキャストが出演する場合もある。昼間は精神的にもゆとりがあるためか、ソワレよりもマチネのほうが客の反応が良いとも言われている。

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