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舞台用語集(た行)



舞台に関する用語(た行)をご紹介します。

タイトルロール

タイトルロール(タイトルロール)

title role(title…題名、 role…役)は演劇や映画などにおいて、作品の題名もしくは題名の一部になっている役柄のこと。「リア王」のリア王役、「ロミオとジュリエット」のロミオ役・ジュリエット役など、ほとんどの作品ではタイトルロールが主人公であるが、「オペラ座の怪人」などのように作品の題名と役名が一致していない場合もある。作品の題名が特定の人物を指し、その役を演じることも「タイトルロール」と言う。タイトルロール=主役(「ドン・キホーテ」など)とは限らない。もうひとつ、title roll(roll…巻物)は映画やテレビで使われる、作品タイトルや主なスタッフ・キャストのクレジットを流すテロップを指す。作品最後に流れるものはエンドロール、スタッフロールと言う。

立ち稽古

立ち稽古(タチゲイコ)

演劇の稽古で、台本を持たず、各自が動作や表情などを加えて行なう稽古全般のこと。台本を読み合う「読み合わせ」、台本を持ったまま行なう「半立ち稽古」、順を追っておおよその立ち位置や動きを決める「荒立ち」などのあとに行なう、やや本格的な稽古で、この稽古に入る頃には役者はセリフを覚え、実際に使う大道具や小道具、もしくは代用品を使って感覚をつかんでいく。演出家や芝居の内容、地方などで呼び方や順序の違いはあるものの、立ち稽古のあとは「通し稽古」へ進み、稽古を重ね徐々に作品を作り上げていく。歌舞伎の場合、前の興業終了から次の興行までの1週間足らずで稽古が終わるが、立ち稽古で下座音楽の合わせ方や大道具、小道具をどう整えるかなどの打ち合わせも行なう。

立役

立役(タチヤク)

歌舞伎において、常識ある善人の男性の役のこと。主人公が多い。立役役者は歌舞伎における中心的な存在で、通常座頭は立役がつとめる。歌舞伎は男性のみで上演される舞台で、男女の役を「男方」「女方」、のちに「男方」を「立役(たちやく)」、「女方」を「女形(おやま)」と呼ぶようになった。「立役」とはもともと立って踊り演じる役者の総称で、歌舞伎では地方(じかた)と呼ばれる長唄などの音楽演奏者に対し、演技をする人という意味で使われていたが、立役は舞台の花形であり主役であったため、主役を演じる男方を「立役」と言うようになった。さらに役柄の分化に伴い、若衆方、適役、外道役、親仁方を切り離し、善人で立派な男に限定された。

殺陣

殺陣(タテ)

演劇、映画、テレビドラマなどで演じる闘争・殺人・捕物など格闘の演技のこと。「立ち回り」と同義。「殺陣」は戦争用語の「陣立て」「戦立て」などを総じて略した「たて」から生まれたと言われており、当初「さつじん」と読んでいた「殺陣」に、大正時代の新国劇の座長・沢田正二郎が「たて」という言葉を当てることを提案したことが語源とされている。この新国劇により、歌舞伎などで美しく見せる形で演じられていた剣術シーンが、激しく迫力あるものとなり、現在の殺陣シーンの基本になったとされる。見栄えと迫力を出すため、殴打や武器を使ったシーンに効果音が加えられることがあるが、現在では安全性や経費軽減のために代用品が用いられることが多い。

大臣柱

大臣柱(ダイジンバシラ)

舞台に向って右側にある柱のこと。のちに対である左側の柱も併称。能舞台のワキ柱(大臣柱)の名残で、向って右側(上手側)にある柱を上手大臣柱、左側(下手側)を下手大臣柱と言う。舞台の両端には大臣囲いがあり、上手側は義太夫(太夫と三味線弾き)が演奏する場所で「床」と呼ばれ、下手側は様々な効果音を演奏するための場所で、黒い御簾がかけられていることから「黒御簾音楽」、もしくは下手にあることから「下座音楽」と言う。この大臣囲いの端の柱を現在では大臣柱と言い、 二本の大臣柱の間を「本舞台」と言う。 初期の歌舞伎では能舞台の影響で舞台の上に屋根があり、もともとこの屋根を支えていた舞台前方の柱を「大臣柱」と呼んでいた。

台本

台本(ダイホン)

演劇や映画、テレビ番組、イベントなどで進行やセリフ、ト書きなど、いつ・どこで・だれが・何を、を示すすべての演出の基本となる本。演劇の場合は戯曲もしくは脚本、映画やテレビドラマ、アニメの場合はシナリオもしくは脚本と呼ぶ場合もある。人物たちが行動する場所や時などを記し、セリフと動作や行動などを指示するト書きに分けて書く方法が一般的だが、近代以前はセリフが中心だった。台本においては人物の心情などは必要でなく、客観的な描写が求められる。小説などと違い、監督やプロデューサーなど複数で作り上げることも多く、役者やプロデューサーとの打ち合わせと平行して行なわれることもあり、日程や予算の都合で改訂や修正を重ねることもある。

ダブルキャスト

ダブルキャスト(ダブルキャスト)

二人一役、演劇などで二人の役者が同一の役を公演期間中、交代で演じること。二重配役のこと。ある人物の成長過程を演じるとき、成長する前の子供と成長したあとの大人を演じる場合や、一人の人間が変貌し、別の姿になる場合もあり、三人で演じれば三人一役、四人なら四人一役となる。顔を見せないスタントマンのみ別の役者が演じる場合は含めない。日本の舞台やミュージカルでは、ひとつの役を二人の役者が期間中、交代で出演し上演することもある。海外や大きな舞台では、主要な役に最初からいざというときの交代役者として、アンダースタディと呼ばれる代役が準備される場合もあるが、本役に支障がなければデビューはできないので、これはダブルキャストではない。

ダメ出し

ダメ出し(ダメダシ)

主に演出家が、役者やスタッフに注意点や訂正点を上げること。役者同士、スタッフ同士でもダメ出しを行なうこともある。テレビなどで使われ、現在では一般にも広く普及し、仕事のやり直しを命じられた、許可されなかった、客からのクレームなど、広い意味を持つ言葉となっているが、語源は「碁盤の目」、囲碁の用語。「駄目」とは自分の囲んだ領域と相手が囲んだ領域の境にあって、どちらにも属さず、無駄になってしまう目のことで、転じて価値のないこと、無駄なこと、してはいけないことなどを指す言葉となり、演劇やテレビなどの業界用語として、そのままでは発表できないものに対して使われるようになった。漢字では「駄目」と書くが、現在ではカタカナ表記が一般的になっている。

だんまり

だんまり(ダンマリ)

複数の登場人物が暗闇の中で黙ったまま互いを探り合う、歌舞伎の演出のひとつ。暗闘、暗桃とも書く。セリフを使わず、身振り手振りと表情だけで表現する、パントマイムに似た演出で、登場人物が暗闇という設定のなか、死闘を繰り広げたり、物語の鍵となる物品を奪い合ったりする立ち回り。照明を暗くするのではなく、バックを黒幕で覆って闇を表現する。基本的には所作や舞台の美しさを見せるための演出で、下座音楽に乗せて様式的な動きを見せ、無言で動きもゆるやかなため、俳優をゆっくり観られることから、「顔見世興行」でもよく使われる演出。黙秘を貫くことを「だんまりを決め込む」と言うが、語源は歌舞伎の「だんまり」が転じて「黙り」になった。

テクニカルリハーサル

テクニカルリハーサル(テクニカルリハーサル)

舞台転換、照明、音響などのタイミングを合わせる稽古のこと。「テクリハ」と省略して呼ぶことも多い。「場当たり」や「きっかけ稽古」と呼ばれる、役者が立ち会うリハーサルと一緒に行なうことや、裏方が仕掛けなど技術系の舞台装置が想定通り稼働するかをチェックする、ドライテクニカルリハーサルだけのときもある。基本的に役者を含め、全セクション同時にタイミングを合わせる稽古のことで、機械の操作などを伴い、場面ごとに進めていくので、特殊な装置を使っている場合は時間がかかることもある。英語では役者が立ち会うテクリハを「ウエット・テク(Wet tech)」、役者が立ち会わないテクリハを「ドライ・テク(Dry tech)」と呼ぶ。

鉄砲

鉄砲(テッポウ)

劇場用語で、劇場内、観客席の中でもっとも見やすい席、一階席中央かつ、前方の良い席のこと。鉄砲は拳銃のことで、まだ劇場が椅子席でなく、劇場が興行を仕切っていた時代、関係者のためにズドンと席を取ったことが語源だと言われており、現在でも急に観劇する関係者に取っておく席のことを「鉄砲」と呼ぶこともある。現在では地域や興行などで違いもあるが、最も見やすい席の場合もあれば、あまり見やすくない前列の両端を関係者のために取っておくケースもある。また鉄砲席は、舞台上から鉄砲を撃ったら当たる程近い位置にあることからそう呼ばれるようになったという説もある。蹴込み部分が小さいはしご状の階段のことを「鉄砲階段」とも言う。

通し稽古

通し稽古(トオシゲイコ)

演劇などで中断することなく幕開きから幕切れまで通し、本番とまったく同様に行なわれる稽古のこと。必ずしも作品のすべてを通して稽古するとは限らず、1幕の通し稽古など、幕ごとでの通し稽古もある。立ち稽古などを経て、ざっと通して稽古する「粗通し稽古」から、裏方の照明や音響、舞台装置なども参加して行なう、本番に近い通し稽古まで、いくつかの段階を重ねて行なうことが多い。英語で通し稽古は、コスチュームを付けることから「ドレスリハーサル(dress rehearsal)」と言い、現在では日本の演劇界でもそう言うことも多いが、オペラやクラシック・コンサートなど、音楽界では使われない。「ランスルー」とも言う。

ト書き

ト書き(トガキ)

台本に書かれた、セリフ以外の、上演するために必要な登場人物の動作や行動、心情などを指示した文章。「…ト○○振り返り…」など、江戸時代の歌舞伎で「ト…」(「すると」の「ト」)と現在の台本にあたる台帳に使われた表現に由来。文体は〜であったなどの過去形でなく、〜であるなど現在進行形で書くのが一般的。まず人物たちが行動する場所や時(時代)を記し、その行動をセリフとト書きに分けて書く方法が一般的。現在では役者の動きだけでなく、出入り・照明・音楽・効果などの演出を説明したり指定したり、セリフ以外すべての部分をト書きと言うが、発祥元の歌舞伎では、時代や舞台を指定したものは「舞台書き」と言う。近代以前はセリフが中心で、ト書きの占める割合は少なかった。

とちる

とちる(トチル)

舞台などでセリフや演技をまちがえること。栃麺棒(とちめんぼう)のとちを活用させたものと言われており、栃の木の実から作る栃麺は手早く伸ばさないと固まってしまうため、迅速さが必要とされ、その栃麺を作る様子のせわしなさから、うろたえ慌てること、慌て者のことを表す「とちめく」と言う言葉ができ、それが現在の「とちる」に変化していったと言われている。浄瑠璃や歌舞伎の世界では古くから使われていた言葉で、現在はセリフなどに限らず失敗やミスをすることや、焦ってうろたえる、まごまごすることなどという意味として一般にも広く使われている。芝居や演技で、きっかけよりも遅れて出てしまうことを「出トチ」、早く登場してしまうことを「早トチリ」と言う。

ドロップ

ドロップ(ドロップ)

歌舞伎や演劇など、舞台でそれぞれの場面に必要な背景などが描かれた幕のこと。「道具幕」とも呼ばれ、大道具として使用する幕の総称で、通常は舞台床に届く程大きく、場面効果を増すよう、染められたり山や波、雲など、絵を描いたりしている。パネルに背景を書いた「書き割り」より早い転換ができるため、スピードを重視した演出に用いられることが多い。浅葱幕(空色の幕)は昼間や屋外、黒幕は夜や闇夜など、歌舞伎の約束事としての使用例が広がり、現在では歌舞伎以外の舞台演劇でも多く用いられるようになったが、背景が描かれた「ドロップ」は映画の世界から来たもの。雲や木の葉などの形に切り抜いた布地を「カットクロス」と言う。また、英語で「drop」(drop curtain)は舞台前の緞帳や垂れ幕のことを指す。

どろん

どろん(ドロン)

歌舞伎の世界から生まれた言葉で、姿をくらます、急に居なくなることを意味する名詞。歌舞伎の怪談物の演目のなかで、幽霊が現れる際は「ヒュー、ドロドロドロ…」という太鼓や笛が鳴り、幽霊が姿を消す際は「ドロンドロン」と大太鼓が鳴るという演出がされており、その大太鼓の音を擬音化して「どろんする」という言葉が使われるようになった。幽霊が姿を消すのはたいてい人を驚かせたあと。迷惑をかけていなくなったり、都合が悪くなってその場からいなくなることや、悪いことをして急に姿を隠すときに「どろん(どろんする)」と一般でも使われるようになり、学生が授業をサボるときに使われたり、責任がない、というような意味でも使われ、一時流行語のようにもなった。

緞帳

緞帳(ドンチョウ)

舞台と客席を仕切る垂れ幕、上演時に上げる幕のこと。各劇場やホールで様々な形や模様、絵柄があり、上下に昇降するもののことで、左右に開閉する幕は「引き幕」と呼ぶが、現在では「引き割り緞帳」と呼ぶことも多い。江戸時代の歌舞伎の舞台では「引き幕」が使われていたが、引き幕は幕府から興行を許可された座にのみ使用することが許されていた。引き幕が許されていない格下の中小の芝居小屋では、上下に昇降する緞帳幕を使用していた。当時は竹で編んだ簾のような幕であったとされている。そこから生まれた「緞帳芝居」「緞帳役者」はそれぞれ格下の芝居や芝居役者を指す言葉だった。現在では開演前や幕間にお客さんの目を楽しませるため、様々な絵柄を模した緞帳も多い。

ドンデン

ドンデン(ドンデン)

歌舞伎で舞台転換すること。進行を妨げることなく短時間で場面を切り換える手段として用いられ、大道具を90度後ろへ倒し、 今まで床だった部分の裏に別の背景が書かれており、底面を立てて次の場面に転換することやその装置をどんでん返しといったことに由来。正反対にひっくり返すことや、形勢・立場が逆転することも指す。他に、「強盗返し(がんどうがえし)」とも言い、芝居の進行の中で重要なクライマックスの逆転劇に使われることが多く、その際に「どんでんどんでん」と太鼓がなったので、ドンデン返しの語源になったのではないかとも言われている。ドンデンは観客の前で短時間に場面の切り換えを行なうことができ、瞬間的な逆転を指す表現としての慣用句として用いられることもある。

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