(財)国際文化会館
国際文化会館は、東京都港区六本木にある施設です。宿泊室や会議室、ホール、カフェ、レストラン、ブライダル会場等、様々な用途を兼ね備えています。
国際文化会館までのアクセスは、自家用車または公共交通機関を利用することになります。
駐車場は用意されていますが、台数が限られているため、公共交通機関の利用がオススメです。
電車を利用する場合、都営大江戸線麻布十番駅7番出口から歩いて約4分、東京メトロ南北線麻布十番駅4番出口から歩いて約7分、東京メトロ日比谷線六本木駅3番出口から歩いて約10分です。
麻布十番駅から施設までの間に急な坂があるため、利用する場合は足元に気をつけてください。
落ち着いた雰囲気の施設です。敷地の半分以上はあると思われる、広い日本庭園が特徴です。もともとは岩崎家の庭園だったそうです。
緑豊かな木々に囲まれており、道路よりも高い位置にあるため、都心とは思えない静けさで都会の喧騒を忘れさせてくれます。
日本庭園は散策することができ、たくさんの種類の植物を見て楽しむことができます。
管理の行き届いた芝生があり、桜や梅、ハナミズキ、ツツジ、紫陽花等の花がそれぞれの季節で開花し、日本庭園を彩ります。
また、秋には紅葉も見られます。春夏秋冬それぞれの景色を楽しむことができるため、都心で自然や季節を感じることができます。
建物については、1955年に日本建築界の巨匠である、前川國男、坂倉準三、吉村順三の三氏の共同設計によって旧館部分が完成しました。
そして、1976年に前川國男氏の設計により、旧館の改修と新館の増築が竣工しました。本施設は、日本建築学会賞を受賞しており、建築を学ぶ学生が見学に訪れることもあるそうです。
近くには東京タワーがあり、建物内や日本庭園から見ることができます。日本庭園の緑色と東京タワーの赤色のコントラストが美しいので、素敵な写真を撮ることが出来ます。
宿泊室は会員制のため、紹介がないと宿泊することができませんが、カフェとレストランは紹介がなくても利用することができます。
カフェとレストランどちらも日本庭園に面しており、大きな開口部があるため、庭園を眺めながら食事をとることができます。桜の時期は、予約をしてから行くことをオススメします。