宝塚大劇場バウホール
宝塚大劇場バウホールは、最寄りは、阪急電鉄宝塚線の宝塚を下車し徒歩5分ぐらい、もしくは、JR福知山線の宝塚駅を下車し徒歩5分ぐらいになります。阪急宝塚駅とJR宝塚駅は隣接されているため、どちらでもアクセスできます。また、広い駐車場も完備されています。
名前にあるバウとは、船の舳先という意味だそうで、新しい時代へのさきがけとなるようにという願いが込められています。
歴史と伝統ある日本一の女性だけのレビューカンパニーである宝塚歌劇団の本拠地である宝塚大劇場の隣りに、バウホールはあります。宝塚大劇場に通じる中央入口を入ったすぐ左横に階段があり、そこをあがると、バウホールになっています。そのキャパ数は526席で、銀橋や大階段をはじめ、宝塚大劇場、東京宝塚劇場にはある大掛かりな舞台機構はないです。
バウホールで上演される作品は、本公演とは違い、その形態も様々で、主なものは、約2時間半の一本立てのミュージカルです。お勧めは、バウホールという空間で、少人数で演じるからこそ面白い作品内容なんです。そして、若手スターを起用するのがバウホール公演の大きな特徴であると思います。バウ・ワークショップと題された作品は、若手を主演に起用したもの。同じ作品を各組で上演したり、一つの組の中、出演者を分け2チームで上演したり、またダンス中心のショーなどもあります。
そして、やはり私が魅力に感じるのは、バウホールでの公演はバウホールでしか見ることができないことです。なぜなら、バウホールの小規模な公演では、本公演ではなかなか前に出ることができない若手のタカラジェンヌさんが主役になることがあるからです。
また、宝塚音楽学校の文化祭が上演されるのもバウホールで行われるそうです。
また、宝塚歌劇の公演のない期間は、貸しホールとして一般にも貸し出しており、元タカラジェンヌの公演や、バレエの発表会なども行われているようです。
宝塚大劇場バウホールは魅力がいっぱいあるホールです。